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2010年NOWPAP国際海岸クリーンアップとワークショップを平戸市で開催

日本政府の財政支援により、NOWPAPは2010年3月26-28日に長崎県平戸市にて、2010年国際海岸クリーンアップ(ICC)と海洋ごみ管理ワークショップを開催します。 NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)実施の一環として、2010年のICCとワークショップでは、海洋ごみの発生を減少させるためには欠かせない廃棄物処理問題に焦点があてられる予定です。この3日間の会議・イベントには海洋ごみに関わる体験・情報を共有するために、NOWPAP参加国からの関係者、専門家、環境活動家、そして地域内外のパートナー機関からの参加が見込まれています。同時に、各国のRAP MALI担当者とNOWPAP地域活動センターの代表者が、2010-2011年のRAP MALI実施の詳細について話し合います。

(2009年 12月 18日掲載)

 

第14回NOWPAP政府間会合

第14回NOWPAP政府間会合が2009年12月8-10日に富山で開催されました。毎年開催されるこの会合にはNOWPAP参加国である中国、日本、韓国、ロシア、4カ国からの代表者が出席し、また、UNEPやNOWPAPのパートナーであるCOBSEA、PICES、YSLMEの代表者も参加しました。政府間会合では2008-2009年のNOWPAPの実施状況を確認し、今後2年間のNOWPAPの主な活動について話し合われました。2010-2011年の事業計画と予算に加えて、次のことが合意されました。

•   NOWPAP地域における海洋・沿岸の生物多様性の実態を評価する事業の着手

•   NOWPAPを効率的かつ有効的に実施するための中期戦略の策定

•   NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(RAP MALI)実施のための事業計画と予算の承認

•   NOWPAPの円滑な実施のためのNOWPAP RCUの役割のさらなる強化(RCU規約の見直しを含む)

次の第15回NOWPAP政府間会合は2010年の後半にロシアで開催される予定です。

(2009年 12月 22日掲載)

 

東アジア海会議

2009年11月23-27日にフィリピン・マニラで第3回目となる東アジア海洋会議2009が開かれました。NOWPAPの展示ブースが設けられ、出版物、ポスターやプローション用の品々を展示しNOWPAPの活動を紹介しました。また、会議場に設営されました展示場におきましてはNOWPAPは他のPEMSEAのパートナーと共に、海洋ごみに取り組んでいることが紹介されました。

NOWPAP RCUメンバーが、河川・沿岸地域の越境汚染削減に関するワークショップの議長を務め、地域協力を通じた越境問題に関するワークショップでプレゼンテーションを行い、また東アジアでの気候変動に関わるワークショップ(統合沿岸管理の活用を含む)や、生態系に基づいた管理、土地・海洋利用区画規制や日本の里海や黄海大規模海洋生態系研究計画、未来のマングローブプロジェクトなどの地域構想などに関するワークショップに参加しました。3つのNOWPAP地域活動センター(CEARAC、MERRAC、POMRAC)も会議に出席し、展示ブース設置やワークショップでの発表を行いました。

次回の東アジア海会議は、韓国で開催される2012年麗水国際博覧会と併催されます。

(2009年 12月 3日掲載)

 

UNEP総務担当者会議

世界各地に点在するUNEPの事務所の職員が、UNEPにおける財務・人事政策面の最新の動向を学び、意見交換をする目的で、2009年10月26-30日にケニア・ナイロビで総務担当者会議が開催されました。この会議はUNEP業務サービス部の費用により開催され、NOWPAP RCUからは3名のスタッフが参加しました。新たに習得した知識や技能はNOWPAP RCUの日常業務に活用されます。

(2009年 11月 13日掲載)

 

世界地域海会議

2009年10月5-8日にタイ・バンコクで、東アジア海域調整機構(COBSEA)主催の第11回地域海(RS)条約と行動計画の世界会議が開催されました。RS条約と行動計画の他にも、ユネスコIOC、生物多様性条約(CBD)、移動性種保護条約(CMS)、自然保護団体(TNC)、国際自然保護連合(IUCN)、食糧農業機関(FAO)アジア地域事務所、UNEP地球環境ファシリティー調整局(DGEF)、UNEP環境政策実施局(DEPI)からの代表者達も参加しました。NOWPAPからは調整官と特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)所長が参加しました。

会議で主に話し合われたのは:a) RSと国連機関、MEA、市民社会間の協力関係、 b) 生態系を重視した生物多様性、c) 生物多様性と地域海プログラム、d) RS協力の強化です。

2010年10月に日本が第10回CBD締約国会議(COP10)を主催することを踏まえ、海洋・沿岸の生物多様性に関するNOWPAPの活動に、多大な期待が寄せられています。

UNEP DEPI、DGEF、カリブ海や地中海行動計画、COBSEA代表者達との定例会などで得た情報は、今後のNOWPAPの実施計画(海洋保護区ネットワークや海洋侵入生物種など)に大変役立つものと考えられます。

10月9日には、UNEPアジア太平洋地域事務所(ROAP)のもと3つのRSプログラムの代表による会議が開かれ、NOWPAP、COBSEA、南アジア海行動計画の協力可能な分野について話し合われました。

(2009年 10月 15日掲載)

 

海洋生物多様性に関する2つのワークショップ

UNEP本部の支援により、NOWPAPは2009年9月17日に富山で海洋・海岸の生物多様性に関するブレインストーミングワークショップを成功裏に行いました。ワークショップにはNOWPAP参加4カ国の専門家や、NOWPAPパートナー(COBSEA、PICES、YSLME)の代表者、そしてAPN(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク)、CoML(海洋生物調査)、HELCOM(ヘルシンキ委員会)、IUCN(国際自然保護連合)、UNU-IAS(国連大学-高度研究施設)、OBIS(大洋生物地理情報システム)、WWFジャパンなどの国際機関やプロジェクトから、多くの参加者が集まりました。

NOWPAP地域の生物多様性(BD)保全に関する考えられるいくつかのプロジェクトの内、2009年12月に開催されますNOWPAP政府間会合における検討と承認に向け、以下の事項が提言されました:

•   NOWPAP地域のBDの現状調査

•   海洋・沿岸生態系についての気候変動の影響とその他の要因の調査

   

•   従来の生息地を考慮した海洋保護区(MPAs)のネットワーク設立

•   海洋侵入生物種に対処する地域的な対策計画の構築

このブレインストーミングワークショップの前日9月16日には、NPEC主催の第1回北西太平洋地域における海洋生物多様性に関するワークショップが開催され、地域の現状と、生物多様性保全に関連したNOWPAP参加国の活動計画についての概要が紹介説明されています。

(2009年 10月 05日掲載)

 

第7回NOWPAP POMRAC代表者会議

2009年9月11-12日に金沢でPOMRAC代表者会議が開催されました。会議では2009年と2010-2011の2ヵ年の新しいPOMRACの活動について話し合われ、承認されました。2010-2011年の活動では次の2つの課題に重点が置かれます:

•   NOWPAP地域の“海洋環境の状態に関する報告書”(SOMER)次号の準備

•   統合沿岸河川域管理(ICARM)

SOMERでは、他のNOWPAP活動センターとともに、POMRACの2つの作業部会(大気降下物についてと河川経由又は直接流入する汚染物質について)の貢献が期待されています。

ICARMでは、気候変動への適応、生物多様性保全、海洋空間計画、生態系評価、生態系基準管理の応用など様々な課題が取り上げられるでしょう。(追加予算の可能性とNOWPAP政府間会合での承認による)

(2009年 10月 05日掲載)

 

第7回NOWPAP CEARAC代表者会議

2009年9月14-15日に富山でCEARAC代表者会議が開催されました。会議では次の活動に重点を置いた2010-2011の2ヵ年のCEARACの作業計画と予算が承認されました:

•   NOWPAP地域の選択海域における富栄養化状況の評価

•   NOWPAP地域の海洋環境モニタリングのための有害藻類(HAB)とリモートセンシング(RS)の活用についての総合(地域の)報告の更新

•   RSデータ分析と応用についての第3回NOWPAP研修コースの実施

•   生物多様性を重点に置いた沿岸環境評価方法の開発

これらの活動を実行していくとともに(NOWPAP政府間会合における予算承認次第)、PICES、IOC/WESTPAC、COBSEA、HELCOMなどの他の国際組織やプロジェクトとの緊密な協力が求められます。

(2009年 10月 05日掲載)

 

NOWPAPが2009 PICES衛星海洋学国際サマースクールに参加

NOWPAPとPICESの共同活動の一つとして、NOWPAP CEARAC所長と専門官が、2009年8月25-28日に韓国・ソウル大学で開催された地球環境のためのPICES衛星海洋学サマースクールに参加しました。4日間開かれたこのサマースクールは、韓国や国際的な組織や企業が協賛したもので、北西太平洋地域から36名の大学院生と若い科学者や、専門家達が集まりました。CEARACの専門官は進行役としてこのサマースクールの成功に貢献しました。

このイベントはNOWPAPとPICESの共同活動として2回目であり、初回は2008年に韓国でリモートセンシング研修会が開催されました。

(2009年 10月 05日掲載)

 

NOWPAP統合HABホームページの立ち上げ

NOWPAP CEARACが作成する有害藻類(HAB)のホームページが、2009年9月14-15日に富山で開催される第7回CEARAC代表者会議で検討された後、公開されます。このホームページからはHABについての地域総合報告書、国の事例研究報告書、社会意識向上のためのパンフレット、専門家データベース、そして各事例研究の詳細などを見ることができます。また、会議、イベント、関連組織などの情報も入手できるようになります。

(2009年 10月 05日掲載)

 

海洋侵入生物種プロジェクト開始

2009年5月の第8回NOWPAP DINRAC代表者会議で決定された、海洋侵入生物種(MIS)についての作業部会が立ち上げられ、国別報告書と、数ヶ月以内に完成予定の地域的概観の編集に向けたアウトラインの作成が始められました。一方、NOWPAP RCU専門官は、海洋侵入生物種について地域的な方策戦略を立てているCOBSEA主催のMISワークショップに参加します。

(2009年 10月 05日掲載)

 

Tunza会議にNOWPAPが参加

NOWPAPのサンジン・リー科学担当官がTunza国際青少年会議で、海洋環境保護に焦点を当てた「気候変動と、生物多様性へ及ぼす影響」について講演を行いました。

Tunza国際青少年会議は、国連環境計画(UNEP)がUNEP韓国委員会と共同して2009年8月17-23日に韓国・テジョン市にて開催されました。気候変動をメインテーマにしたこの会議には106カ国からおよそ750名が参加し、「私たちの声:将来のために力強い展望と指導力を」宣言を出しました。

潘基文・国連事務総長は、この国際青少年会議は“Seal the Deal”キャンペーン(気候変動に関する問題を解決するため調印しよう)における、気候変動に関連した行動の推奨を実行に移すための青少年の国際的な集いでは最大のものである述べました。アヒム・シュタイナーUNEP事務局長やパク・ヤン-ウーUNEPアジア太平洋地域事務所長、そして韓昇洙韓国首相も会議に出席し、その重要性を強調しました。

(2009年 10月 05日掲載)

 

ROAP事務所長がRCU訪問

国連環境計画(UNEP)アジア太平洋地域事務所(ROAP)所長のヤン-ウー・パク氏が2009年6月9日NOWPAP RCU釜山事務所を訪れました。パク氏は6月7-10日に釜山で開催された第3回世界保健機関(WHO)こどもたちのための健康と環境の国際会議に出席し、開幕演説を行ったあと、ひとつのセッションの議長を務めました。釜山事務所では、パク氏はNOWPAPの活動実施(インターネット訓練のための情報技術や地理情報システム(GIS))利用等)に関する考えや、韓国で行われている藻類を使用した炭素隔離やバイオマス生産の調査について意見を交換しました。また、NOWPAPの活動の実施に役立つ関連情報が得られるためには、政府機関との協調が重要であることを強調しました。NOWPAP RCUからはNOWPAP地域活動センター(RACs)と地域調整部(RCU)が実施した、最近の事業についての概要を伝えました。

WHO会議参加者は、水銀に対する取締まり(GC25決議も含めて)についてUNEPを高く評価しました。環境と健康をリンクさせたWHOとUNEP間の協力も高く評価されています。

(2009年 06月 23日掲載)

 

MERRAC最新情報

第12回海洋環境緊急準備・対応地域活動センター(MERRAC)代表者会議(FPM)と、NOWPAP油・危険有害物質流出緊急時計画のための第4回国家関係当局(CNA) 会議が2009年6月1-3日に韓国・大田市で開かれ、2010-2011年の事業計画と予算が承認されました。FPMとCNA会議に併せて、NOWPAP地域における海洋汚染に関する国際ワークショップも6月5日に仁川市で開かれ、NOWPAP参加国の代表者達が油流出への準備・対応に関する情報や技術の交換をしました。

実際に2007年12月にハベイ・スピリット号の事故が起こったように、油流出事故の危険性の高い地域であるため、NOWPAP参加国は地域協力に留意し、より良い準備に努めています。2008年中国・青島で第2回NOWPAP油流出訓練が実施され、2009年には2件のNOWPAP BRAVO訓練が成功裏に行われ、NOWPAP油・危険有害物質流出緊急時計画(RCP)の油流出に対する参加国間の通信効率が確認されました。さらに、MERRACは南アジア共同環境計画(SACEP)が油流出緊急時計画を導入できるよう実績情報を提供しました。

(2009年 06月 23日掲載)

 

第8回DINRAC代表者会議開催

NOWPAPデータ・情報ネットワーク地域活動センター(DINRAC)は2009年5月19日から21日まで北京で第8回代表者会議を行い、年末に開催されるNOWPAP第14回政府間会合へ提出する予定の、2010-2011年の事業計画と予算の承認を得ました。DINRACは外来種に関する活動を展開する作業部会を立ち上げ、現在のDINRACホームページをインターネットを基盤とするGISを使用してより視覚化を図り、参加国間のインターネット通信システムを維持・継続していきます。また、この会議にはDINRAC代表者と国の専門家に加えて、各NOWPAP地域活動センター (RAC)とNOWPAP地域調整部 (RCU)の代表者も参加し、NOWPAP RCUの業績評価を担当するコンサルタントとの会談も行いました。

(2009年 05月 28日掲載)

 

世界海洋会議にNOWPAP代表者参加

2009年5月11日から15日まで、インドネシア・マナドで開催された世界海洋会議にNOWPAP代表者達が参加しました。この会議の目的は、気候変動に関わる海洋問題を国際的規模で討議するフォーラムを結成することでした。参加政府によるマナド宣言が採択され、会議の成果は、2009年12月にコペンハーゲンで開催される国連気候変動会議で発表されます。コーラル・トライアングル・サミットも同時に開催され、さらに並行して国際科学技術政策シンポジウム、展示、UNEPワークショップも開かれ、NOWPAP代表者達も参加し、NOWPAP出版物やプロモーショングッズを配布しました。

(2009年 05月 28日掲載)

 

韓国・釜山での国際会合2009にNOWPAP参加

2009年5月23日に韓国・釜山で行われた国際交流フェスティバル2009にNOWPAPが参加し、会場にはNOWPAPの展示ブースが設けられました。これは、釜山市による国際協力を促進する年次文化交流イベントで、NOWPAPは昨年に続いて2度目の参加となりました。

(2009年 05月 28日掲載)

 

UNEP韓国委員会との連帯強める

NOWPAPはUNEP韓国委員会と情報交換、ウェブサイトのリンク、出版物共有などの分野で協力関係を築いています。NOWPAP代表は昨年、韓国・泰安での油流出に関して、委員会が行ったワークショップに参加し講演を行いました。また、2009年6月5日には、ソウルにて委員会がスポンサーとなるグローバル・グリーン・ニュー・ディールの国際ビデオ会議に参加します。

(2009年 05月 28日掲載)

 

NOWPAP RCU新職員

UNEPが採用したNOWPAPの大山真且 総務担当官とサンジン・リー科学担当官が、それぞれ日本の富山事務所と韓国の釜山事務所に着任しました。 

大山さんは国連本部の経済社会局に10年以上勤め、開発金融室などで企画・予算を担当していました。また、投資銀行に4年勤め企業金融に携わった経験も持っています。国連システムや財務面における彼の豊富な経験は、NOWPAPの総務や財政運営に役立てられるでしょう。 

リーさんは、2004年から韓国海洋保安庁で支部長・調査センター長を務め、油流出対策や海洋汚染に関するプロジェクトの責任者でした。また、有害廃棄物管理の大学調査プロジェクトに関わっていました。彼の学問的業績やプロジェクト管理技能は、NOWPAP活動の成功実現に貢献してくれるでしょう。 

新職員の着任によって、NOWPAP RCUは参加国や地域活動センターへの支援提供を続けます。

(2009年 05月 8日掲載)

 

 

パク科学担当官と馬場総務担当官が離任

4年間NOWPAPの活動に尽力してきたNOWPAP RCUの職員2名が、2009年3月31日付で離任します。 

ジュンスク・パク科学担当官は2005年1月に釜山事務所に着任しました。それ以降、彼女の尽力によりNOWPAPはこの地域だけでなく、はるか遠い南アフリカやジャマイカまで知られるようになりました。彼女は科学・技術プロジェクトを担当し、NOWPAPの海洋ごみに関する活動(MALITA)や、持続性有害物質(PTS)に重点的に取り組んだNOWPAPの地域プロジェクトの発展に大いに貢献しました。海洋ごみと同様、気候変動、侵入生物種、生物多様性保全に関する数多くのプロジェクトの提案などにより、NOWPAP地域活動センター(RAC)を支援しました。また、他のメンバーと共にNOWPAP政府間会合の運営の成功にも寄与しています。 

馬場典夫総務担当官は2004年12月に富山事務所に着任し、彼の努力により富山・釜山の両事務所を早い段階から機能させることができました。ナイロビにあるUNEP本部から遠く離れた場所で業務を行うのは容易なことではありませんが、彼はRAC、RCU、そして特定のプロジェクト全ての財務業務を、国連規則に則り、円滑かつ厳密に管理しました。また彼は、NOWPAPの活動の追加資金集めに尽力しただけでなく、援助者へ提出する提案書の作成を含め、NOWPAPプロジェクトに関わる全ての予算管理を行いました。彼の管理下で釜山・富山にて勤務する2名の事務官が、UNEP本部と密に連携を取りながらNOWPAPの会計管理を行っています。 

馬場総務担当官とパク科学担当官の後任は、大山氏とリー氏が5月に着任予定です。(2009年 04月 7日掲載)

 

 

NOWPAP最新情報

第12回NOWPAP政府間会合(IGM)の決定により、2008年12月に富山と釜山事務所のNOWPAP調整官と副調整官の勤務地の交代が行われ、現在両事務所は完全に機能しています。交代後、調整官と副調整官はソウルと東京へそれぞれ表敬訪問しました。

第2回NOWPAP BRAVO訓練が2009年1月にMERRACの調整のもと、NOWPAP参加国により成功裏に行われました。この訓練はNOWPAP参加国間の油流出事故へ対応する情報伝達のテストを目的にしたものです。 

RCUの業績評価を行うための作業が開始されました。参加国の提案とUNEP本部からの援助により、評価を実施するためコンサルタントが雇われます。第14回NOWPAP政府間会合の日程と議題の協議も行われています。 

2009年4月のNOWPAP総務担当官と科学担当官の離任   (2009年 02月12日掲載)