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UNEP地域海計画

NOWPAPの沿革

NOWPAPの体制

NOWPAP地域調整部

 
 

北西太平洋地域海行動計画は、1994年にUNEPの地域海計画の1つとして中国、日本、韓国、ロシアにより採択されました。行動計画の始まりは、1991年にロシア・ウラジオストクで地域海行動計画を発展させるための4カ国の専門家や代表による地域会議でした。NOWPAPの活動は主に参加国からの拠出金で賄われています。

政府間会合(IGM)は、NOWPAPの最高意思決定機関であり、活動の方針を決定します。参加国の代表が出席し、年1回、参加国の持ち回りで開催されています。

IGMでの決議により、NOWPAPの特定プロジェクトを推進する地域活動センター(RAC)が2000年から2002年にかけて設立されました。2004年11月には、NOWPAP本部事務局である地域調整部(RCU)の事務所が日本・富山と韓国・釜山に設置されました。

 

摘要

1994

第1回政府間会合 (韓国・ソウル);
 - NOWPAP及び3つの関連決議を採択し、5つの優先プロジェクトを決定

1999

第4回政府間会合 (中国・北京);
 - 4つの地域活動センター (RAC)の設置に合意

2000

第6回政府間会合 (日本・東京);
 - 日本・富山と韓国・釜山にNOWPAP RCU(地域調整部)を共同設置することに原則合意

2002

第7回政府間会合 (ロシア・ウラジオストック);
  - RCUの設置体制について合意
RACの活動が本格化

2003

第8回政府間会合 (中国・海南);
 - 「NOWPAP地域油流出緊急時計画」の採択

2004

NOWPAP RCU開設
油流出時準備・対応への地域協力に関する覚書に調印

2005

第10回政府間会合 (日本・富山);
 - RACの新たな方向性に同意
 - 「NOWPAP地域油流出緊急時計画」の対象範囲を拡大
 - 海洋ごみに関する具体的な実施計画に合意

2006

第11回政府間会合 (ロシア?モスクワ);
 - デ?タ?情報共有にするNOWPAP方針を採
 - NOWPAP各地域活動センタの業績評の施を決定

2007

第12回政府間会合 (中国・アモイ);
 - 海洋ごみに関する地域行動計画の草案に基本承認
 - NOWPAP地域油危険有害物質(HNS)流出緊急時計画(RCP)の草案文面に承認

2008

第13回政府間会合 (韓国・済州島);
 - NOWPAP地域油危険有害物質流出緊急時計画の採択
 - 2008-2011年におけるNOWPAP地域活動センター の新しい方向性の合意

2009

第14回政府間会合 (日本・富山);
- NOWPAP地域における海洋・沿岸の生物多様性の評価に迅速に取り掛かることを決定
- NOWPAPの中期戦略の策定を決定
- NOWPAPの海洋ごみに関する地域行動計画(2010-2011年)の事業計画と予算の基本承認
- NOWPAPの実施と調整のためのNOWPAP RCUの役割の強化を合意